一緒にいるのは大学時代の友人たちだが、なぜか「高校の修学旅行」という設定だった。
私たちは旅館の一室に泊まっている。
12畳ほどの畳の部屋で、窓の外には海が広がっている。晴れていてまぶしいが、暑くないので夏ではないようだ。
私はトイレに行きたくなったが、私には、外に出たら恐ろしいことが起こるという予感がしている。見たわけでもないのに、廊下は臙脂色のじゅうたんがひいてあり、茶色い壁で薄暗いオレンジの灯りがついていることがわかる。部屋にトイレがついていたので、そこに入ろうと思う。トイレの左奥に階段があり、上の階に続いている。
上の階は、日本家屋らしい(地方の民間博物館にあるような)こげ茶色の柱と梁から成っている。暗いが窓の外は明るい。左手の窓の外を見ると、道を隔てたところに背の低い建物が並んでいた。昔行った松本市の町並みに似ている。建物の間の街路樹が緑色に輝いていて、平凡なはずの町並みが何故こんなに美しく見えるんだろうと、不思議に思った。こんなに美しい風景を、他のみんなは見なくて良いのだろうかと思った。
正面の窓の外にも何か見えているが、その前にトイレに行かなくてはと思っている。
(結局トイレに行ったかどうか不明)
正面の窓の外をしばらく歩くと、海に出た。
砂浜に、波が穏やかに打ち寄せている。波はやはりキラキラと輝いている。
青い空には雲(入道雲ではない)が浮かんでいる。
私は中学の制服を着ていた気がする。
ふと気づくと昔の同級生が隣にいた。
他にも制服を着た学生と引率らしきジャージを着た教師がポツポツと歩いている。
私たちは来た道を二人で戻っていく。
同級生が、「知らないOLに写真を撮ってくれと言われて迷惑した」と言うので、私は(写真くらいいいのに)と内心思っている。
同級生が、そのOLたちの写真が載っている社内報を見せてくれた。幽霊伝説のある洞窟の前で撮ったものだ。奥に一人、手前に二人のOLがいて、手前の二人は身体を前に向け、こちらを振り返っている。その二人は私が大学時代にバイトしていた会社の社員の人たちだった。
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