最近見た映画 「ヨコハマメリー」
横浜出身の人ならメリーさんのことを知っている人も多いだろう。(若い人は知らないか)
顔を真っ白におしろいで塗って、白いレースの服を着て、伊勢佐木町や馬車道に出没していた老女だ。なんか、「おばあさん」という言葉が当てはまらない人だ。
昔は横須賀でアメリカ将校相手の娼婦をしていたという。
私も中学生の頃だったか、ザキの有隣堂のあたりで見かけたことがある。
しかし、ここ数年横浜からいなくなってしまって、巷では色んな噂が立っていた。
「ヨコハマメリー」は、そんな彼女を知る人たちの証言を集めて、彼女と、彼女に関わった人たちと、その時代のことを記録したドキュメント映画だ。
どちらかというとマイナーだし、田舎の映画館(港南台シネサロン)だから、見に来る人も少ないだろうなーと思ったら、定員103人の館は満席、パイプ椅子で補助席が作られた。
後で知ったが、この日は監督の挨拶があったので、それで混んでいたのかもしれない。
来ている人はやはり年齢層が高く、一人で来ている人も多かった。
映画もよかったが、そのあとの観客の挨拶&質問コーナーが面白かった。
「私も何度もメリーさんをお見かけして、ずっと気になっていたんです。この映画を見てほっとしました」という人、「あの頃の横浜はこんなで…」と昔話を語る人…他の観客もウンウンとうなづいている。
本来は何の関係もない百数人の人間が、メリーさんという一人の老女というただひとつの接点によって、この映画館に今集っているとは…なんとも面白かった。
思わず隣の席の奥さんとお話しちゃったり。
監督は地元港南台の出身で、しかも私と同年代だった。故郷に錦を飾ったね!これからもがんばってほしい。

コメント
おお、すごい。
一挙に7本の大量更新ですね。
あ、
申し訳ない
あたくし、メリーさんは存じ上げません。
あたくしのバックグラウンドは
■「横浜生まれ」・・・・戸籍には港北区篠原町の生まれ(生まれただけです)
■「港南台暮らし」・・・3年間住民票がありました(あっただけです)
なのですが
知らないのは若いからでしょうか
あはは
あはは
投稿 | 2006年7月30日 (日) 14時13分
住んでいなかったけど、港南台に住民票あったのですか~。なにやら縁を感じますね(強引?)。
投稿 ナキウサギ | 2006年7月30日 (日) 16時46分
横浜・野毛町生まれ、団塊世代のアライグマはよく伊勢佐木町あたりでお見かけしました。(知る人ぞ知る)親不孝通りで飲んで帰ると途中に声を掛けられたこともあります。最近写真集も出ていてちょっとしたブームですね。
投稿 アライグマ | 2006年8月 3日 (木) 07時01分
そうそう、アライグマさんは地元でしたね。
えっ、メリーさんに声をかけられたのですか?びっくりです!
自分は子供なので親不孝通りは歩けないです~。
映画には、今はなき森永ラブや馬車道のアート宝飾の話が出てきて、若い世代の自分でも懐かしかったです。伊勢佐木町の変貌は激しいですね…。よく行っていた映画館も喫茶店もなくなってさみしいです。
あと、映画に出てきたシャンソン歌手の元次郎さん(故人)が気になります。ご存知ですか?映画館で隣の席になった奥さんが「私たちの時代はシャンソンをよく聞いたものよ」と言っていました。
投稿 ナキウサギ | 2006年8月 3日 (木) 22時45分
はじめまして。
大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。
ときどき寄ってみてください。
ヨコハマメリーをとりあげました。
http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611
投稿 kemukemu | 2006年10月 7日 (土) 20時38分
kemukemuさん、はじめまして。
トラックバックさせていただきました。
大道芸、山下公園とかみなとみらいでやっているのを見かけますが、人間ってこんなことができるのかーとかこの芸作った人ってなんでやろうと思ったんだろーとか感心します。
kemukemuさんのブログを見るとあちこちで色々な大道芸が行われているんですね。
このブログへも気が向いたらまた遊びに来てください。
投稿 ナキウサギ | 2006年10月 7日 (土) 21時54分